[小説]  タイトル未定 第1話 論理教国(1)

スポンサーリンク

ーーーーーーーー注意ーーーーーーーーーーーー

この駄文は完全なるフィクションです。

特定の人物、地名、その他あらゆる固有名詞、思想、宗教などなどは一切現実世界と関係なく、筆者の妄想です。

異世界ファンタジーだと思ってお読みください。

ちなみに歴史背景的には古歴=現代社会の西暦1年~1,000年まで

新暦=西暦1001年以降

つまり新暦936年= 現代社会の1936年と同様です。

地理に関しては現代と大体一緒です。

地中海がクソ広くてその中にイギリス(こっちはエイジ王国)がある感じ。

舞台となる教国はクレタ島かキプロスみたいなところです。地図書いたので今度出したくなったら出します。

あと科学技術は現代よりも少し進んでいます。

あとこの世界には美少女しか存在しません。理由は特にないです。

マンシュタインとか石原とか出しますが全員美少女です。美少女なんです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

かつて地球は丸いと唱えれば処刑される時代があった。

かつて進化論は「悪魔の考え」として断罪される時代があった。

人類は科学よりも神を信じ、理屈よりも信仰を貫く時代だ。

世界に迫害され絶望した天才たちは神を捨てた。

彼らは当時世界を支配していた宗教「第一聖教」は知覚できない「神」という不可解な存在によって人類は支配されており、論理の追求と合理的生活によって人間は不合理から開放され自由になれるという考えを示し、彼らはロジニストと呼ばれることになる。

このロジニストに哲学の論理主義者や密儀宗教などが合わさり、新暦200年頃に一つの宗教として成立した。

これが論理教である。

原初の論理教は、「世界はすべて論理的事象によって成り立っており、その論理性を成り立たせているもの(あるいは論理そのもの)が神である。」と定義し、「人間は元来、非論理的な生物であるがゆえに、論理の追求によって人間は神に近づくことが出来る」とし、科学的研究とその成果物は神聖なものとした。

これは多くの学者やインテリ層の心を動かし、論理教は急速に広まることになる。

これに対して第一聖教は大反発。

元々「悪魔の考え」の持ち主たちが作ったものであることから、「悪魔の宗教」として断罪し、徹底的な弾圧を行うこととなる。

またしても弾圧された彼らはついぞ自らの国を探して放浪の旅にでる。

とはいえ聖地を持たない彼らにとって新天地にこだわりはなく、「雨風がしのげて聖教の目が届かず、侵略されにくい場所」であればどこでもよかった。そのため旅は意外とすぐに終わり、論理教徒の地理学者がすすめた地中海奥にある無人島を住処とし、この無人島をロジ島と名付けた。新暦400年ごろの話である。

無人島は海岸線が山脈に囲まれるようになっており上陸が難しく、また数少ない海岸線から上陸した後も貧相な大地の所為で過酷な生活であった。そのために広大な島であるにも関わらず無人島であったのだろう。

移住した当初は欧州にいる秘密教員や第一聖教に敵対する勢力などから支援を受けて生活をしていたが、高い科学力をもってなんとか状況を克服し、自立生活を送れるまでになる。

しかしながら依然状況は良いとは言えず、より強力な経済的裏打ちと軍事力を必要としていた。

一方、当時の金融業や大規模商会も同様に新天地を探していた。というのも第一聖教では金融業は卑しい身分とされ、資本の接収や資本の未払いが横行しており広義の迫害を行っていたためである。

金融も数学的論理や合理性を重視しており、その点でも論理教との親和性が高かったゆえ、原初論理教と金融業や資本家は急速に接近した。

そして彼らは自己と資本の守護のために軍事力の増強を図り、世界中から傭兵をかき集めて軍隊を編成し、結果新暦600年10月1日、論理教国として世界に独立宣言を行うこととなった。

コメント