元ミリオタ自衛官が教える軍事や戦術を学ぶのにおすすめな本、5選

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注目ー!!

科目ー!!戦術ー!!!!

細目ーーー!!おすすめな本5選!!!(幹校ではこんな感じで授業が始まります)

はい、というわけで皆さんこんにちは!古川です。

 

あまり多くは語りませんが、私は元陸上自衛官(陸曹長、あと予備自)です。

目がマジキチってますが、帽子を被って敬礼をすると大体の自衛官はこうなります。顎を引かないと怒鳴られるんで…

しかもれなりに年季の入ったミリオタです。

ミリオタにも色々と種類があり、プラモなどの造形系ミリオタや、装備系、学術系etc…etc…と上げればキリがありません。「こち亀 ミリオタ」でググると的確な図が出るのでそれを参照なさって下さい。

で、僕は学術系と装備系のミリオタです。(さらに言うと学術系は軍事法体系が主体です)

ちなみに上の写真は「ベトナム戦争時アメリカ海兵隊のファティーグジャケットに通常作業帽をかぶり、下に陸自ODシャツ(クールナイス製)を来ている状態」です。

陸自迷彩はプライベートでは見たくないのであまり持っていません。(ODは大好きなんだけどね。式典の時くらいしか着ないけど)

さて、今日はそんなミリオタな私がミリオタな皆さんに「どの本が軍事学の基礎や戦術を学べるのか」について可能な限りお教えしたいと思います。

といってもかなり長くなりそうなので、何回かに分けてお送りしたいと思います。(多分途中からただの軍事戦術の授業みたいになります)

もしこのシリーズの更新が止まったら、防衛省からガチで怒られたか元上司に見つかって酒の肴にされているかの二択です。スニーキングミッションですね、わかります。

陸自の教範は?

陸自は「野外令」が最も重要な教範として存在し、その次に「本格的陸上作戦」、「中隊」、「大隊」…となっていきます。

昔は自衛官なら誰でも自由に購入できたのですが、ヤフオクとかメルカリに流出したせいで教範の販売がなくなりました…。

しかも教範は一般公開されていないために閲覧することも出来ないので内容を知りたい方は

陸上自衛隊に入るしかありません。で、僕も入りました。

ちなみに幹校独自の教科書がマジで50冊くらいあり、そちらは機密指定されているので内容を話すことは出来ませんし、そもそもほとんど覚えてません。

で、市販されている本でおすすめは?

では市販されている本でおすすめを紹介しましょう!

まずは軍事学そのものを勉強するのにうってつけなものから紹介し、その後戦術についてご紹介します。

軍事学入門 防衛大学校・防衛学研究会編 かや書房

まずは、かや書房さんの「軍事学入門」が良いでしょう。

(読みすぎてボロボロである。大学受験の参考書よりよく読みました。)

というか軍事学の基礎を知りたいならこれ一冊で十分だと思います。

内容は必要十分かつ分かりやすく、良書です。

軍事の概略から、統合運用、電子戦、NBC戦など幅広く取り扱っており、広く浅く知ることが出来ます。

2500円と趣味本にしてはそれなりのお値段がしますし、中古で出回らないのが欠点ですかねぇ。

戦術と指揮 村松劭 PHP出版

今は亡き村松陸将補の名著です。

戦術の基礎だけでなく、前線の陸曹や作戦幕僚はどう動くべきかについてアプローチされています。

戦術については、単純で基本的な戦術行動が図解で記されております。

これがビジネスに役立つか否かはわかりませんが、ガッツリ戦術の基本が学べるので滅茶苦茶良いですね!

戦術の本質 SBCreative 木元寛明

機甲科(戦車とかを動かす職種)出身の、木元陸将補の「戦術の本質」です。

これは先程の戦術と指揮に比べると内容が広く、また図解も簡単なので理解しやすいです。

戦術よりも、広い意味での軍事技術を学べる本だと思います。

起動の理論 SBCreative 木元寛明

またまた木元陸将補の本です。

こちらはより機動戦(戦車などによる戦闘の事)に特化した内容になっています。

フラーの話や、各国の機動戦教範の概要などが書いてあり、「この本でないとわからないこと」がとても多く、大変充実した内容になっています。

故に「機動戦ってなに?電撃?10万ボルトのこと?ピカチュウ?」という方にはあまりおすすめできません。上述した戦術の本質を読んでから読まれるとより理解できるかと思います。

番外編 戦術原則図解百題(2次大戦前の戦術書)

てめぇ、5冊って言ったよな?まだ4冊じゃぁねぇか!どうしてくれんだ!!!

というあなた。

あなたにとっておきの一冊(?)があります。

その名も

「戦術原則図解百題」

なんだそれ、知らないよ?

という方が大半でしょう。それもそのはず、

この本、2次大戦前の将校用戦術書です。

そのため、滅茶苦茶クオリティが高いです。(現代では通用しないところもあるけど)

大戦前はごく普通に戦術の教科書みたいのが民間レベルで研究、発刊をされており、

とても質の高い戦術書が書店にたくさん売っているような環境でした。

中には「赤軍戦車研究」みたいに、ソ連軍を研究しまくった本とかも売っている始末。

すげぇ時代ですねwwwww

当然、とっくに著作権も切れているので国会図書館デジタルでネットで見れます。(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1465680)

ただ、これ、80年近く前の書籍をPDF化したものなので、いかんせん見辛いし、漢字も読みにくい!!

そこで…

現代語訳化、図解の簡素化をいたしました!!!!


いやぁ、大学受験より頑張った気がします。

というわけで、今度からこの戦術原則図解百題を紹介、解説をしていきたいと思います。

どこに需要があるのかわかりませんが、誰かのためになれ!新しく生まれたキモオタのためになれば僕は満足です。

 

では!

事後の行動に別れ。

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