こんにちは、古川です。
私は当然男なのですが夜の東横線で激混みの中、酔っぱらいのおっさんに痴漢されたことがあります。
いや、僕男なんですけど…、と思いながら過ごしていましたが、あれは嫌な経験でした。
これが女性なら滅茶苦茶怖いでしょうから、本当に許せない行為だと思います。
さて、最近その置換に対して安全ピンで撃退せよ!というツイートをよく見ます。
完全な偏見ですが、痴漢は恐らく声を上げられないようなか弱い女性を狙って行う事が多いのではないかと思います。
個人的にはそうしたクズ野郎には血を持って制裁し、安全ピンなどという生温いことは言わず、いっそカバンに潜ませたエスカリボルグで血祭りに上げても差し支えないと思っています。(駄目です)
が!!!
よくよく考えると、安全ピンで刺すって結構法律的に危ないよな!とも思います。
今日はこの「安全ピンを以てして敵を撃滅する行為」について法律的にかなり不味いということと、代替案を考えました。
よろしくどうぞ。(なおこの記事は電車内での痴漢を想定しています)
正当防衛か?
安全ピンで誰かを刺すのは基本的には傷害罪か暴行罪に当たります。
ただし、例外として「急迫不正の侵害に対して自己または他人の権利を防衛するため、やむを得ずした行為」であれば、正当防衛になります。(違法性阻却事由)
で、問題がこの正当防衛が認められるか否か、というとこです。
やりすぎれば過剰防衛になるし、そもそも行為の必要性がなければ違法性阻却事由さえも否定され、ただの傷害罪になります。
例えば、痴漢をしていない人の腹などを間違って刺したり、そもそも痴漢自体が勘違いだったりすれば、ただの傷害罪です。
この正当防衛は滅茶苦茶難しいので、むやみやたらに「正当防衛だから大丈夫!」とかは絶対に思わないほうがいいです。
もし刺された方が傷害で訴えたら、今度は貴方が犯罪者です。
「か弱い女性の最後の抵抗」のつもりが、傷害罪での検挙なんて笑い話にもなりません。
よくお考えください。
「安全ピンで刺しなさい」は傷害教唆か?
はじめに言いますが、教唆犯も滅茶苦茶難しいテーマです。
正犯(実際にやった人)が違法なら共犯も違法です。逆もしかり。
安全ピンで刺したのが傷害罪となれば、「刺しなさい」と言った人も傷害教唆となります。
正当防衛となり傷害罪とならなければ、傷害教唆にはなりません。
ではネットでの発言はどうでしょうか。
例えばTwitterで特定のアカウントに「痴漢が嫌なら安全ピンで刺しちゃいな!」といえばアウトでしょうが、
不特定多数に向けて発信した場合に教唆になるかは、よく知りません。というか恐らく判例出てないんじゃないかな。
個人的には教唆になると思います。
どちらにせよかなり危険な行為なので、むやみに誰かの体を傷付けるのを良しとするTweetは控えたほうが良いでしょうな。
では泣き寝入りなのか?
では痴漢の被害者は泣き寝入りするしかないのでしょうか。
痴漢をするクズの犯罪者を野放しにするしかないのでしょうか。
否!!
そんなクズを生かしておく必要は全くありません!!!
二度と社会復帰できないように完膚なきまでに叩き潰しましょう!!!
とは言え、電車内で大声を出すのは気が引けますね。
そんな時はこれ!!!
防犯ブザーです!!
誰も助けてくれなかったら次の駅まで流しっぱなしでいきましょう。
確実に痴漢は止まるはずです。
で、相手を鉄道警察に突き出しましょう。後は国家権力が全部やってくれます。
でもきっとこう言われるでしょう。
「いやでも恥ずかしいし…」
「やっぱり針しか…」
お前は革命過激派か!!!!
そうやってすぐ暴力に訴える!!何が貴方をそうさせるのか!!!
冷静に考えてください。
針で相手を刺すんですよ!?
もう一種のゲリラ攻撃ですよ、それは!!!
暴力!!ダメ絶対!!!!
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